環境にやさしい果物作り
くぬぎ観光農園は果物を栽培して60年近くになります。くだもの本来の「味・大きさ・種類」を体感して頂けるように長年に亘って色々と工夫して居ります。美味しい果物作りには「養分・水・光」が最低限必要です。
- 養分としては作付け時から堆肥(年間20ton)を入れ地力を向上させて高糖度の果物作りを実施して居ります。堆肥が化学肥料と違うところは、窒素、燐酸、カリの三大要素のほかに微量要素が供給される効果があることです。有機栽培は時間とお金が掛かりますが、さくらんぼ・桃などの味が従来に比べて近年一段と美味しくなっています。(高糖度)
- 水は高糖度の作物を作るには的確な判断が要求されます。特に果物が完熟期に入ると極力水分を与えないなどの方法で栽培して居ります。 糖度計・土壌水分計で定量管理を実施して居ります。
- さくらんぼは太陽の光が入るように木の間隔を広く取り、枝を一本一本、水平にすることで生育中の果実が満遍なく形良くかつ均一な色付きで収穫されるように工夫して居ります。 同じ品種でも木の成長が違うため微妙に味に違いが生じます。従って箱詰め・パック詰めは一本の木から収穫した物を厳選して詰めて居ります。
- 苗木には、実生苗、挿し木苗、取り木苗、接ぎ木苗があります。 当園では、接ぎ木苗を利用することにより、成木になった木の枝を接ぐため、親の形質をそのまま受け継ぎ、また早くから実がなりはじめます。、苗木により、その後の樹木の生育に大きな影響を及ぼすので、厳選したものを利用して居ります。
エコファマ-の認定
くぬぎ観光農園は、環境保全型農業を推進して居ります。
- 環境保全型農業の推進
生産性や農業経営の安定化との調和を図りながら、環境への負担軽減を図り環境保全型農業をより一層推進していくこと
- 具体的な普及活動
①持続性の高い農業生産方式の実証および普及(エコファーマ)
土作りによる地力推進、化学肥料や農薬等の削減目標に向けた実践活動を実施していくこと。
②資源の循環利用や環境負担の低減に向けた促進活動
有機性資源の堆肥化、資源の循環利用の推進を進めていくこと。
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- 具体的な実践活動
①全棟雨よけ施設の導入
〇化学肥料や農薬等の削減に効果がある。
〇ミツバチによる受粉作業が可能になる。
②堆肥化(年間10~20ton)による地力の向上
〇高糖度の果物生産ができる。
③機械による除草、ライ麦・ワラなどによる草生栽培
〇除草剤の完全無使用を実施中。
認定農業者
くぬぎ観光農園は、山梨県の認定農業者として登録されて居ります。
- 環境保全型農業の推進
生産性や農業経営の安定化との調和を図りながら、環境への負担軽減を図り環境保全型農業をより一層推進していくこと
- 具体的な普及活動
化学肥料の低減を実施する。
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